流木って、なぜか独特の魅力を感じるんですよね。
普通の木材とは区別されてお店で売られていたりします。
そういえば不思議です。
今回は流木についてゆっくり考えてみたいと思います。
流木とは
流木は、河川や海に樹木やその一部が流れ込み、打ち上げられたものです。
河川の上流部での土砂災害などで倒木が流れ込んだり、洪水によって洗い流されたりして、僕たちの知る流木となっているようです。
流木は、あらゆる自然現象の影響を受け続ける激しい道のりの結果打ち上げられてくるのですね。
もし流木の目線で道のりを記録することができたら、それだけで見応えのある物語になりそうです。
そんな流木ですが、発生頻度は低くはなく、一定数がいつも発生しているようです。
また、流木を住処とする生物もいるなど、自然界においても存在意義があるのですね。
流木の独特な魅力
流木の魅力について考えてみましょう。
流木の独特な魅力の正体は何なのでしょうか。
流木は木です。私たちが材料としての木を調達する場所は、現在ではホームセンターが主だと思います。
ホームセンターで手に入る木材はサイズを分けて綺麗にカットされた板状のものがほとんどだと思います。
これは大きい木から切り出されている一部のため、木らしさは弱まっています。
それに対して、流木は木そのものという形状をしています。
自然現象によって倒れ、流され、削られて流れてくるのですから100%ナチュラルです。
このように、自然界に存在するままの状態で手に入れ、使うことができるのが流木の魅力の一つだと思います。
サイズは、初めから手に取りやすいサイズのものを見つければ良いですしね。
もちろん、ホームセンターの木材、超便利ですけどね!
それから、静かな強さを感じられるということです。
これは僕の持論なのですが、険しい道のりを乗り越えつつも力強く存在してるものに人は強さを感じると思うんです。
例えば、オジサンが渋くてかっこいいというのもそういう仕組みだと思います。
このようなものは、説明を受けずとも険しい道を乗り越えたものであることを察することができ、かっこいいと感じると思うのです。
流木って、かっこいいと思いませんか?
それから、ムダが削ぎ落とされていることも魅力です。
流木は漂着するまで川で石などにぶつかり、角や枝が折られて最終的に残ったものです。
自然の法則によって、文字通り洗練されたものが流木なのです。
洗練されたものって、おしゃれですよね。
流木を都会的と言っているのをみたことがありますが、この洗練されたという要素がそう感じさせているのだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
流木には
・自然界に存在するままの状態で手に入れ、使うことができる
・静かな強さを感じられる
・ムダが削ぎ落とされている
という独特な特徴があります。
100%ナチュラルな流木って、ロマンがあってかっこいいと改めて思いました。
皆さんも何かを作る時、流木を使ってみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
またお会いしましょう。