今回は、もののデザイン(プロダクトデザイン)に役立つ本をご紹介したいと思います。
僕は普段、プロダクトデザイナーとして働いています。
しかしながら、もともと学校でデザインや造形について学んだことがありませんでしたので、勉強をしながら仕事として進めている日々です。
そういうわけで、独学でプロダクトデザインができるようになりたい方にも見ていただき、お役に立てたらけたらと思います。
あなたの夢を応援します!!
それでは行ってみましょう。
もののデザイン「プロダクトデザイン」に役立つ本
素材とデザインの教科書
まずはこちら!
樹脂、金属、紙、木、布・革、セラミック、先端素材・エコ素材の7つのカテゴリに属する素材の基礎知識や加工法や活用法、デザインにおいて気を付ける点などがまとめられています。図が多く、文字も大きいのでとても見やすく、眺めるだけでも楽しい気持ちになる一冊です。
現在は第3版まで出ています。
画づくりのための光の授業
光の授業というタイトルですが、ものの見え方(色や形、テクスチャ)と光の関係まで詳しく解説しています。もちろん、光の内容も大ボリュームでとても詳しく解説されています。今まで何気なく見てきた景色やものがそのように見えるのは何故かを知ることで、狙った見せ方を作り出す技術を身に付けることができます。
CGアニメーションを作りたい方、思い通りの写真撮りたい方などなど、何かを表現したい人にはお勧めの一冊です。
スコット・ロバートソンのHow to Draw -オブジェクトに構造を与え、実現可能なモデルとして描く方法
どれだけ3Dのモデリングソフトが使いやすくなっても、紙の上に自分の手で描きながらあれこれと形を考えることは役立ちますし、必要だと感じます。
この本は、紙とペンを使ったスケッチによって形を検討する際のプロセスを画像と文で詳細に説明する頼もしい一冊。正しいパースを保ったうえで、単純な形状から複雑な形状にしていく方法を学ぶことができます。
メイカーとスタートアップのための量産入門
デザインそのものとは少し離れますが、ものがどのように作られるかをノウハウや細かい注意点を含めて説明している本です。プロダクトデザインといっても物の見た目を考えるだけでなく、そのつくられ方を見通したり、コスト面の計画や工場などとのやり取りが必要になることもあるでしょう。
100%デザインだけができる場合でも、読んでおいて損はない本だと思います。
DESIGNER’S FILE 2021
いよいよデザインを考えよう!と思っても、実際どうしたらいいかわからない、、、ということを経験する人も多いのではないかと思います。
この本は、製品と建築の写真をデザイン事務所ごとにまとめた作品集。新しく、たくさんの実例が収録されていますので、形や発想のヒントが得られると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はもののデザイン(プロダクトデザイン)に役立つ本をご紹介しました。
どれも本として面白いものですので、ご興味があればぜひ読んでみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。