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「材料」について

素材

 
 
こんにちは、atsumoです。

今回は材料について。

 

何かを作ろうとする時、大抵の場合その元になるものが必要です。

世の中に溢れる物は、材料を切ったり、削ったり、磨いたり、溶かして固めたりして作られたのです。

私たちがものを作るとき、材料についてはどのように考えればいいか、整理していきます。

 

 

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材料の種類

材料といえば、想像するのが実体のある物だと思います。

どんなものがありそうか、周りを見渡してみてください。

・・・

 

・・・

いくつみつけられたでしょうか?

では僕も。

紙、木、布、革、プラスチック、石、金属・・・。

存在している限り材料になりえるものだと思いますので、まだ他にもあるかもしれませんね。

 

先ほど挙げたのは大まかな種類にすぎず、それぞれはさらに細かい種類に分かれています。

実際に材料を集めたり、製作を依頼したりするときにはこっちの細かな種類の知識が必要になります。

種類によって加工のしやすさや丈夫さ、見え方が違ったりしますし、値段も違いますからね。

作りたいもののポイントと照らし合わせてどれを使うかを決めていくことが必要ですね。

細かい種類についてはのちのちまとめますね。

 

材料と特徴

上にあげた大まかな種類での材料について、特徴をまとめ、考えてみます。

 

木は自然界に存在する植物です。

遥か昔から現在まで、ものの材料として人間が用い続けています。

木の特徴を活かしつつ用いるのであれば、形を変えるための加工方法は切る、削る、曲げるがメインかと思います。

木の加工方法に関しては別の記事で詳しく紹介しますね。

 

木の大きな種類としては、針葉樹と広葉樹があります。

広葉樹は材質として硬いですが、針葉樹は柔らかく、加工がしやすいという特徴があります。

さらに、細かい種類ごとに曲げに対する強度や重さ、弾力性、光沢、耐水性などのパラメータが変わってきます。

生き物として何百年も生きるほどですので、自然環境との相性も良く、雨風にも強いです。特有のしなやかさも生き物ならではでしょうか。

100年以上も前の歴史的な建物が残っているのは木の強さと、その特性を熟知した職人さんのおかげです。

そんな木を使うことで、

・他にはない暖かさが出せる

・2つと同じものがない、ユニークなものが作れる

・軽くて丈夫なものが作れる

などの利点があります。

 

しかしながら、木は大きな植物なので、育つには時間と場所が必要です。森林伐採も問題になっていますよね。

木は人気が高い材料ですが、使用する際は自然環境を変化させているということを思い出したいです。

廃材を活用したMDF、OSBという木質ボードなども作られているので、選択肢として考えてみてください。

 

次回は紙についてまとめます。

 

 

デザインのための材料の知識の習得についてはこちらの本もおすすめです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

それではまたお会いしましょう。

 

 

atsumo

理工系の学部を卒業し、メーカーの生産技術職を経てデザインの道に進みました。僕と同じような人がデザイナーやクリエイターを目指したり制作活動をすることの力になりたいと思っています。
デザイン全般のお仕事もお待ちしています。

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