こんにちは、atsumoです。
皆さんは、世界で美しいとされている四角形があることをご存知でしょうか?
ぜひ、イメージしてみてください。
この一つが、黄金長方形といい、黄金比という比率で構成される長方形です。
今回は、この黄金比についてまとめてみたいと思います。
黄金比について
黄金比(Golden ratio)は、西洋で美しいとされている比率のことで、
その比率は1:1.618になります。
その歴史は、古代ギリシャで発見されたことに始まり、
パルテノン神殿などの歴史的建造物にも見られるとされており、
絵画などでも意図的に用いられてきたとことがわかっています。
オウムガイの貝殻の断面やひまわりの種の螺旋など、自然界の動植物や現象の形態にも近い比率が見られるといわれています。
自然界でも見られるというところに、美しいことの説得力がある気がしますね。
始めにお話しした黄金長方形は、縦横比が1:1.618の長方形のことです。
この黄金長方形については、過去に様々な比率の長方形から、美しいと感じるものを選んでもらう調査においても、もっとも多く選ばれたという結果が出たそうです。
実際に、美しさや馴染みやすさを狙って、カメラやスマートフォンなどの工業製品もこの黄金長方形が用いられています。
まとめ
ものの形を決める際、とくに美しい形を考えるにあたっては、比率というものも重要になってきます。
内部に部品を含む製品であっても、コンピュータ化や小型化が進んだことにより、
外観が必ずしも内部機構の制約を受けなくなり、形を決める根拠を失われ、形を決めにくくなるという側面も出てきます。
皆さんも、ものの形に悩むときには、この黄金比を思い出して、寸法や要素の配置を考えてみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。