
今回のテーマは「写真うつり」です。
今日ふと気づいたんですが、
僕、写真映えしないんですよね。
カメラを向けられても気の利いたポーズが浮かばないし、
そもそもカメラを向けられるという場面が普段あまりない。
だから、何かの機会で自分の写真を探そうとして
「あれ?ほんとに1枚もない…?」
みたいなことがよく起こります。
一方で、自然に写真を撮られる人っていますよね。
集合写真でも、スナップでも、なぜかその人だけ“良い感じ”に写っている。
昔からちょっと羨ましかったので、
今日は **写真うつりが良い人って何が違うんだろう?** を、
ゆっくり考えてみたいと思います。
写真うつりのいい人の特徴
① 自然体でいる
まず思うのはこれ。
僕はカメラを向けられると、
「何かしなきゃ…!」と反射的に思ってしまって、
一瞬で身体が固まります。
これがもう、本当にダメで。
表情にも体にも変な力が入ってしまって、
結果として“頑張ってる感”がにじむんですよね。
それに対して、写真うつりの良い人は
「今の自分で大丈夫」って思えてる人なんじゃないかと思います。
肩に力が入っていないと、
目も口元も柔らかくて、それがそのまま写真に出る。
“自然体でいる”って簡単そうで、実はすごいことだと思います。
② 姿勢がいい
これはもう、反省しかありません。
僕はリラックスした瞬間に肩が前に出る猫背で、
自分では意識していなくても写真を見ると
「おや?なんか丸まってる…?」
ということが多いです。
姿勢が良い=軸が整っている
なので、写真うつりも整います。
写真って意外と“姿勢の情報”を鮮明に拾うので、
普段から身体を柔らかく動かしたり、
胸を開くような姿勢を意識するだけでかなり変わります。
③ 顎を引いている
僕が写真に映ると、だいたい顎が上がってるんですよね。
たぶん姿勢の悪さとも関係していて、
首が前に出てしまう → 顎が上がる → なんか垢抜けない。
顎が少しだけ引けていると、横顔のラインもきれいに出るし、
顔がすっきり見える効果もあります。
これは写真の世界ではすごく基本なんですが、
分かっていても難しいんですよね。笑
ちなみに、顎を引きすぎると逆に陰が強くなるので、
「ほんの少しだけ」がポイントです。
④ 服装がその人に合っている
写真うつりのいい人って、
人の雰囲気と服の雰囲気が“ちゃんと合っている”んですよね。
服だけ浮いてるとか、人だけ浮いてるとか、
そういう違和感がない。
自分に似合う服を知っているというのは、
・自分の体型の特徴
・色の似合う傾向
・本当に好きなもの
を理解しているということ。
写真うつりは「自分との調和」が大きいんだなと感じます。
⑤ からだや顔に“角度”がついている
僕はつい、家族写真みたいに正面に立ってしまうんですが、
写真映えする人って自然に角度をつけています。
・体を少し斜めに
・肩を左右どちらかに寄せる
・目線を外す
・顎を少し倒す
これだけで立体感が出ますし、
写真としての“奥行き”が生まれます。
正面に立つと情報が平たくなって、
どうしても「証明写真感」が出てしまうんですよね。
⑥ 周りのものを活かしている
モデルさんや写真慣れしている人は、壁に寄りかかったり、柵に手をかけたり、
周りの環境を自然に使います。
これができると写真に“ストーリー”が生まれるんですよね。
背景と馴染んで、
その場所にいる理由が写真の中で成立する感じ。
ただ、これは慣れが必要。
僕も練習しないとできないタイプです。
⑦ 光を味方にしている
ここだけ少し専門的になりますが、
“写真写りの8割は光で決まる”
と言われています。
自然光が柔らかく当たっている人は、
肌も表情も綺麗に写りやすいです。
– 逆光 → 雰囲気が出るけど難しい
– 横からの光 → 顔に立体感が出る
– 正面からの光 → 明るく整う
– 上からの光 → 影が強く出る(要注意)
光を少し意識するだけで、
写真うつりは驚くほど変わります。
⑧ 表情が“微笑み未満”くらい
写真うつりがいい人は、
表情が「完全な笑顔」じゃなくて
“笑顔の手前”くらいなんですよね。
自然で、柔らかくて、
無理をしていない表情。
目元や口角が少しだけ上がる程度が、
一番“その人らしさ”が出る気がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
写真うつりって、自分では分からないことが多くて苦手だと避けがちなんですが、
こうして細かいポイントを見ていくと少しずつ良くしていける気がしました。
僕も、これからは
“ついカメラを向けたくなる人”に近づくために、
少しずつ写真を撮られる練習をしてみようと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
またお会いしましょう。




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