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「重厚感」の正体について考えてみました。

かたち

 
 

こんにちは、atsumoです。

今回のテーマは「重厚感」。

 

金属などに対して「重厚感がある」という表現をすることがあります。

かっこよさに繋がるような、ポジティブな印象がある言葉ですよね。

 

今回は、重厚感の意味や表現の仕方についてまとめてみたいと思います。

よろしくお願いします。

 

 

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「重厚感」の意味

重厚感とは、重々しさがあり、ちょっとやそっとの力では動じない感のあるさまを表す言葉です。

 

どっしりと落ち着いていて、十分な厚みのあるものは重厚感があると表現できます。

 

 

「重厚感」の印象

次に、重厚感の印象について深く考えてみたいと思います。

重厚感があるとどうなるのでしょう。

 

 

「重」の印象

まず、「重」についてですが重さとは、物体に働く重力の大きさをいいます。

 

質量とイコールのように思われるかもしれませんが、

質量は物体そのものの量で、場所によって変動しないもの。

重さは重力が関わっているので、場所によっては変動します。

 

と、これは置いておいても、重さがあるものは極端な話、動かないということになります。

 

 

「厚」の印象

もう一方の「厚」についてですが、

厚みは、面的な広がりを持つ物体の、その面と垂直の方向にもつ長さのことです。

この厚みは、必ずしも薄いものを表すわけではなく、厚みは長い場合もあります。

 

つまり、厚みが大きいものは体積も大きいということになります。

 

また、重厚としての厚には、仲間がぎっしり詰まっていることも表していると感じます。

中身が′スカスカな印象とは逆のイメージです。

 

 

「重厚感」の出し方

次に、ものを作るときなどに、どのようにすれば重厚感が出せるのか考えてみます。

 

 

質感を金属に近づける

第一の方法として、金属のような質感にするという方法が考えられます。

基本的に、金属は質量が高いので、金属の見た目の特徴を押さえることが有効と思います。

 

具体的には、金爆は金属光沢を持つという特徴があるので、

表面を磨きあげ表面が光を強く反射させながら、周囲のものの映り込ませることで、結果的に重厚感を出せると思います。

 

 

形を台形に近づける

また、どっしり感を出すためには、形状を台形に近づけることが有効だと思います。

地面に接する部分の面積がもっとも広いことで、見た人に動かしにくいものという印象を与えることができます。

 

 

ハリのある曲線を描くようにする

見た目で厚みを感じさせる方法も有効ではないかと思います。

例えば、肉厚なハムがその厚さゆえに周囲が膨らんで張っているようなイメージで、

輪郭線に直線でなく緩やかな曲線を用いることで、ボリューム感を表現できるのではないかと思います。

 

 

暗い色にする

色に関しては黒色に近づけることで鈍く重たい印象がつけられると思います。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

周りの力に影響されずどっしりと構えているものは人でもものでも格好いいですよね。

今回の内容が、重厚でかっこいいものを表現するヒントになれば嬉しいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

またお会いしましょう。

 

 

 

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atsumo

理工系の学部を卒業し、メーカーの生産技術職を経てデザインの道に進みました。僕と同じような人がデザイナーやクリエイターを目指したり制作活動をすることの力になりたいと思っています。
デザイン全般のお仕事もお待ちしています。

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