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自然な「進化の流れ」について考えてみる

かたち

 

こんにちは、atsumoです。

 

生き物には、成長をすると姿を変えるものがいますね。

 

芋虫からさなぎになって、蝶になるように、

虫や魚は特に変化が大きくて、興味深いですよね。

 

このパターンは、物語のキャラクターはもちろん、バージョンアップしていく物の形を考えるときにも役立つのではないかと思います。

 

今回は、考えられる「進化」のパターンについてまとめてみたいと思います。

それではいってみましょう。

 

 

進化のパターン

まずは、自然を見習おうということで、生き物の進化から見てみましょう。

 

・アゲハチョウの場合

[卵→幼虫→さなぎ→成虫(蝶)]

 

地面や植物の上をはうように進む緑色の芋虫から、硬い殻に覆われて動かずじっとしているさなぎになり、鱗粉が付いた羽の生えた綺麗な蝶になる。

食べ物は、芋虫時代は木の葉っぱだったものが蝶では花の蜜に変化。

 

改めて考えると、人の想像力では生み出せないような成長のパターンですよね。

 

始めは、目立たないように葉にまぎれて、失礼ですがあまり気持ちのよくないフォルムで苦手な人も多い幼虫だったものが、最終的には鮮やかな羽を生やして自由に空を飛ぶようになる。

すごくストーリー性があって感動的な流れですよね。

 

ちなみに、卵→幼虫→さなぎ→成虫

の段階を経るものを完全変態といい、虫は他にもハチ、ハエ、甲虫などがいます。

 

この甲虫もまた興味深いですよね。

・カブトムシの場合

[卵→幼虫→さなぎ→成虫(カブトムシ)]

 

土の中で生活して腐葉土を食べる白くてプニプニした幼虫から、茶色の成虫の形に近いさなぎを経て、オスは立派な角と硬い殻を持った成虫の姿で土から出てくる。

成虫は樹液に集まり、角でオス同士や他の虫と戦う。

 

こちらは蝶とはまた異なり、勇ましくて格好良いですよね。

この、最終形態で一気に強くなる感じ!

一人前になるまでは外に出てこないということも、生きる上での自然なことでしょうがポイントな気がします。

 

上の2パターンは、成虫での爆発力のために、幼虫とさなぎ時代では極力エネルギーの消耗を抑えて力を溜めている感じですね。

 

続く

atsumo

理工系の学部を卒業し、メーカーの生産技術職を経てデザインの道に進みました。僕と同じような人がデザイナーやクリエイターを目指したり制作活動をすることの力になりたいと思っています。
デザイン全般のお仕事もお待ちしています。

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