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「ハリがある」について考えてみました。

かたち

 

こんにちは、atsumoです。

今回のテーマは「ハリ」。

 

「美しくハリのあるお肌に」

「生活にハリがうまれた」

などといった表現をみなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

用例からもポジティブな意味の言葉だとは思うのですが、実際はどのような状態を指し、どのようにいいのでしょうか?

 

というわけで今回は、「ハリ」について考えてまとめていきたいとおもいます。

よろしくお願いします。

 

 

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「ハリ」の意味

まずは言葉の意味から見ていきます。

 

ハリ(張り)には、

  1. 引っ張ること。また、その力の程度。

  2. 引き締まっていること。みずみずしく、力強いこと。

  3. 気持ちなどの充実。物事を行おうとする意欲。張り合い。

引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/word/張り_%28はり%29/

などの意味があります。

 

先日の「緊張感」とも少し共通点がありますね。

 

緊張、つまり「張りつめる」まで行くと無理がうまれますが、「ハリがある」の時点では、良い状態であることがわかります。

 

緊張が「余裕のない」状態だとしたら、ハリは「余裕がある」状態であると思います。

 

たるみがないのにも関わらず余裕がある。

つまり、ハリの鍵は「弾む」ということだと思います。

 

 

「ハリ」のあるもの

次に、ハリのあるものにはどんなものがあるか考えてみます。

 

これを分析することによって、ハリのあるものの要素を抽出することができるはずです。

 

ハリのあるものは、

・新鮮な果物(りんご、ぶどう、もも、みかんなど)

・若い人の肌

・こんにゃく

・ゆで卵

・ゼリー

などでしょうか。

 

こう考えるとハリを持つものは食べ物が多く

また、人は特有のハリを持っていることに気づきました。

 

人について考えたとき、「つや感」も「ハリ」をうむポイントの一つであると感じました。

 

猫や鳥や牛も筋肉があるので弾力は持っていると思うのですが、

人のようなつや感はありません。

動物は体毛が多く、人は皮脂がでるからという理由もありますね。

 

皮脂があるということは、乾燥していないということ。

そういえば、新鮮な果物を「みずみずしい」と言いますし、水分が豊富なイメージが浮かびます。

つまり、健康的で、水分を含むようなもの

はハリを持っているといえそうです。

 

言葉にすると「ぷりん」「しっとり」などがハリのあるものの共通点だと思います。

 

 

「ハリ」の出し方

それでは、何かものを作るとき、どのようにすれば「ハリ」を作ることができるのでしょうか。

考えていきましょう。

 

曲線を使用する

輪郭線を曲線にすることで、直線と比べ弾力を持つ印象を出すことができます。

 

繋がった一枚の面で覆うように形を作る

ハリは、面(皮)が繋がっているからこそ生み出されているのだと思います。

つぎはぎの面ではなく、まるっと覆うような面を貼ったときの形をベースにして細部を整えていくようにしましょう。

 

内側から外側への力が働いていることをイメージする

ただ曲線を使用しただけでは、たるんだ形になってしまう可能性があります。

ハリは、内側から外側へ働く力によって表面が張ることによってできています。

このことを頭に入れて形を整えていきましょう。

 

表面に程よいつやを出す

つやは水分を含むものの目印です。

光の反射が強すぎるとぎらついてしまったりして質感が変わってしまいますので注意です。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

ハリは良い印象を与える一つのポイントといえるのではないでしょうか。

 

これからみなさんもハリのある生活ができることを願います。

 

今回はこの辺で!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

またお会いしましょう。

 

 

 

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atsumo

理工系の学部を卒業し、メーカーの生産技術職を経てデザインの道に進みました。僕と同じような人がデザイナーやクリエイターを目指したり制作活動をすることの力になりたいと思っています。
デザイン全般のお仕事もお待ちしています。

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