こんにちは、atsumoです。
今回のテーマは「まねる」です。
自然界で行われているまね「擬態」をご存知ですか?
僕はこの間、アゲハチョウの幼虫をきっかけにこの言葉を思い出しました。
なんでも、アゲハチョウの幼虫は、卵から孵ってしばらくは黒と白の入り混じった色をしているんです。
調べてみると実はこれも擬態だったのです。
そう、それは、鳥のフンなのです。
このような、自然界の生き物が行う擬態から何か学ぶことがあるのではないかと思いつきました。
というわけで今回は「擬態」について考えてみましょう。
擬態について
はじめに、擬態の意味について知っておきましょう。
擬態は、主に自然界の生き物が生き残るために周りの環境や別の生き物をまねることです。
擬態する生物は上であげたアゲハチョウの幼虫や、ナナフシ、ハナカマキリなどの昆虫や、タコやイカなどの海の生き物に多く見られる印象があります。
擬態は、身を守るときにはもちろん、狩りをするために忍び寄ったり待ち伏せをしたりするときにも使われています。
周囲との違和感を消す力、すごいです。
擬態の応用「まねる」
生物たちが行っている擬態は、僕たち人間がものを作るときに応用することができます。
その際の擬態には複数の種類があります。
一つは、外観の擬態です。
何か別のものの外観を真似た外観にすることです。
これによる効果としては、それを一目見ただけで、その元となったものが連想され、そこから機能や特性を感じとることができるということです。
また、もう一つは、行動の擬態です。
これは、別のものの動きをまねるということです。
身近なものの動きを真似することで、愛着を持たせることもできます。
動物型のロボットやおもちゃが可愛らしいのは、この行動をしっかり分析して真似をしているからです。
また、機能の擬態というものもあります。
機能ですので、ある人工物Aがあって、別な人工物BにAの機能と同じ機能を持たせるということです。
機械的や構造的な問題が生じているとき、機能の擬態によって解決できることがあります。
全く分野が異なるものからヒントを得ることがあるかもしれませんので、どんな物事でも日々観察することが大事ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
みなさんも、何かに似せたものを作るときは、見た目と動きについて注意をしてみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
またお会いしましょう。