こんにちは、atsumoです。
今回のテーマは「配置」。
いい配置のヒントになる情報を提供できればと思います。
それでは早速いってみましょう。
配置について
ただ配置というと漠然としてしまいますが、ここではある空間の中でのものの置き方についてお話したいと思います。
動作としての配置はものがあって初めて実行できることですし、そのもののクオリティこそが全てのようにも思えますが、実際は配置について考えることはとても重要です。
とは言っても堅くならなくて大丈夫です。これからポイントをお伝えしますね。
配置のポイント
①余白を用意する
ものの配置を考えるうえで余白は重要になってきます。
余白を十分に用意することで、結果的に配置するものに気持ちよく集中してもらうことができます。
試しに、今スマートフォンやパソコンの画面に顔をぐい~っと近づけてみてください。
文字が大きすぎて見えないですし、焦点も合いませんよね。(少し違うような気もしますが)
このように、用意された場所を目いっぱいに占領してしまうと、圧迫感や窮屈な印象を与えてしまうことがあります。これではそわそわしてしまって内容が正しく入ってきませんよね。
きちんと注目してほしい部分に集中してもらうためには、その周りにある程度何もない置かない場所が必要なのです。
余白は単純に考えればものが置かれていないスペースですが、見方を変えれば、余白を空けることは透明な空間や図形を配置していることともいえると思います。
配置を考えることは、目に見えない部分(空間)のことを見ることなので、ある意味物自体の形を考えるよりも高度なことだといえるかもしれません。
物の配置を考える前に、まず余白を確保したうえで物を配置する場所を大まかに見積もるということをしてみてください。
さらに詳しい解説はこちら
②分割法を使う
少し具体的になりそうですね。
○○法というと魔法のように思うかもしれませんが、難しく考えなくて大丈夫ですよ。
簡単で便利な、三分割法について説明します。
頭の中でA4用紙をイメージしてください。関係ありませんが今回は~横置きで!
この用紙の左右、縦の辺を均等に三つに分割する線を引き、次に上下、横の辺を均等に三つに分割する線を引きます。すると、線が交差する箇所が4点できますね。
4本の線の上に物を配置するとバランスよく配置することができ、4点の上に配置したものはより注目を集めることができるのです。
嘘みたいに思うかもしれませんが、自然界には数字の法則が隠れていますし、絵画などもこの方法で描かれているものが多くあるんです。
個人的には、三分割によるラインや位置というのは描かなくても大体想像できるほど人にとって身近で、見たときにバシッと焦点が合う位置だから効果があるのではないかと思います。仮に、79分割法なんてあっても位置を想像できないし、それはそもそも法則がないのと同じ気がします。
話しがそれましたが、絵画を観察して注目してしまう部分がどのような配置をしているかを観察して、配置方法を見つけ出すことも面白そうですね。
いいなと思う方法は取り入れてみましょう。
この分割法は、今回でいう用紙のサイズに関係なく使用することができるので汎用性が高いですし、四角形以外でも直径や対角の線を分割して応用することもできます。
実際に使ってみると、明確な数値で管理できるところが便利です。
皆さんもぜひ、使ってみてください。
③要素どうしを整列する
次に、配置するものが複数存在する場合、ものどうしの位置関係も重要になってきます。
特に、プレゼン資料などでは、見出しや文章のかたまり、図にグラフなど、沢山の項目が必要になってきます。
この際、各項目を散りばめて無秩序に配置するのではなく、それぞれの上下左右いずれかのラインを垂直に合わせると綺麗に配置できます。
例えば、2種類のサイズ違いの画像を配置するときはどうしたら良いでしょう。
この場合、画像を横並びにする時には縦幅を、縦並びにする時には横幅を揃えることで、整列させることができます。
また、スライドを送る際には2コマのパラパラ漫画のようになります。見出しなど、同じサイズで同じ内容の項目を連続で使用するときは、位置を統一することで、資料全体としての統一感を持たせることができます。
スライド以外にも、パソコンで作成できるものであれば同様な考えで良いと思います。
三つのポイントについて紹介しましたが、最後に・・・
私はあなたが意思に基づいて配置をすればそれはデザインだと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。