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「服の作りかた」について -「ソーイングビー2」を観て

趣味

 

こんにちは、atsumoです。

 

今日、何気なくチャンネルを回しているとNHKの「ソーイングビー2」という番組が目にとまりました。

 

「ソーイングビー」は制限時間内にさまざまな服を作る課題に挑戦し、審査員の審査を受けて勝ち残っていく番組で、

とても面白く最後まで夢中で見てしまいました。

 

今回は、サマードレス、子ども用ベスト、リメイク、ブラウスなどの作成の様子を通し、

服づくりに必要なものや工程、パーツの名称などを学ぶことができました。

 

そういうわけで今回は、服作りに必要な情報、役立つ情報を整理していきたいと思います。

それではいってみましょう。

 

 

「服を作るために」

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用意するもの

服作りのためにはまず、材料と道具の準備が必要です。

番組を参考に、必要なものを整理していきます。

 

服作りの手本

・型紙

作中では、その種類の服を初めて作る際に、型紙というものを使用していました。

型紙には作り方や材質の指示書きがついており、よく読むことが必要なようです。

 

材料

・生地

材質や柄を選びます。美しさや機能性のために複数の生地を組み合わせることも多いです。

・ボタン

前見ごろの左右を留めるためなどに必要です。

 

測る道具

・定規

 

印をつける道具

・チャコペン

 

切る道具

・リッパー

糸を切るほかボタンホールを開けることに使っている人もいました。

 

・裁ちばさみ

布を切るときはこれです。

・ローラーカッター

定規とセットで使っている人がいました。薄い布であればはさみよりも素早く楽にカットできる印象です。

 

留める道具

・まち針、ピン

縫う前などの仮留めに使用します。

 

縫う道具

・ミシン

・針

・糸

布のしつけにも使用します。

 

 

服を構成するパーツ

前身頃(まえみごろ)

胴の前側を覆うパーツです。

 

後ろ身頃(うしろみごろ)

胴の後ろ側を覆うパーツです。

 

ポケット

小物などを入れる袋です。

スーツやベストなどについている箱ポケットは作り方が複雑そうでした。

 

見返し

補強のためなどに使われる布のパーツです。

 

裏地

布のパーツ。チラリと見える部分に装飾をすると、細部まで手入れがされていることが伝わります。

 

スカート

番組では中央に縫い目がくるよう左右にパーツ分けしていました。

 

その他

  • 肩紐

 

 

服作りの工程

服作りにも工程があります。

番組を参考に、服作りの大まかな工程を記します。

 

服の種類によっても順序や細かなポイントに違いが出てくると思います。

 

型紙には工程が書かれている場合もあるようなので、随時確認しながら作業を進めていくのが良いと思われます。

 

① 作り方を把握する

型紙を準備したり、参考になる情報を確認しておきます。

② 布を裁断してパーツを切り出す

③ パーツを縫いあわせる

④ 袖ぐり、襟ぐりを処理する

折り返して縁取るように縫ったり、バイアステープで端を包みステッチをかけることもあります。

⑤ ボタンを縫い付ける

⑥ ボタンの取り付け先を作る

切れ目を入れてボタンホールを作ったり、布を使ってボタンループを作る方法があります。

 

 

審査員が見ていたポイント

左右対称性

細部までの形が左右対称になっているか

水玉などの柄の位置が縫い目を跨いでも左右対称になっているか

 

柄合わせの精度

生地の切り替えが美しいか、柄が分断されていないか

ポケットの柄が前身頃の柄と合っているか

 

要素の大きさや配置のバランス

ボタンやボタンループの間隔が等間隔か

ボタンやボタンループの大きさが服に合っているか

ポケット口の高さが広すぎたり狭すぎたりしていないか

 

服としての完成度

生地や縁が伸びたりたるんだりしていないか

裾を縫って処理をしているか

ポケットの外観まで裏地がはみ出ていないか

股ぐりの縫い目、長さが適切か

 

丁寧さ、技術の高さ

生地が綺麗に切られているか

糸のほつれがないか

縫い目が美しいか

縫い目線が繋がる箇所は段差なく繋がっているか

細部の仕上がりが美しいか

 

その他

インパクトや工夫、遊び心がみられるか

複数の要素を含む場合、うまくまとめあげられているか

 

 

服作りにおける注意点

・型紙の指示書きをきちんと読んで、材質と工程を確認すること。

 

・生地が厚すぎると縫いにくいので、生地の選択や組み合わせに注意すること。

 

・生地には伸縮性などの特徴がある。作業の仕方によっては服のたるみが生じたりするので見極めが必要。

 

 

服作りの学びかた

番組の中で、おもしろい服の作り方を知りましたのでメモをしておきますね。

 

・一から作る

こちらは普通の方法です。布の選定から行い、型紙を使ったり自由に作ります。

 

・リメイクする

こちらが例の方法で、既存の服の布を使って新しい服に作り替えるというものです。

番組ではTシャツとワンピースから布を切り出し、それぞれ全く別の新しい服を考えて作っていました。

 

 

「ソーイングビー2」を観ての気づき

性別も個性もバラバラな登場人物はみんな得意不得意が異なっていて、テーマごとに1位になる人が毎回異なりました。

 

何かが苦手でも、別な分野で秀でるものがあれば一番になれるということを感じました。

 

 

まとめ

今回番組を通して、Tシャツを分解する作業に引き続き、服作りのための知識を身につけることができました。

同時に、服作りに対する興味、モチベーションもよりいっそう上がりました。

 

今回視聴した番組「ソーイングビー」は服作りの様子を見れるだけでなく、

登場人物の背景や服の歴史などを紹介してくれるなど情報量も多く、総合的にとてもおもしろい番組でした。

 

次回は10月15日(木)の夜9時より放送するようなので、ぜひご覧になってみてくださいね。

 

今回はこの辺で!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

またお会いしましょう。

 

 

 

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atsumo

理工系の学部を卒業し、メーカーの生産技術職を経てデザインの道に進みました。僕と同じような人がデザイナーやクリエイターを目指したり制作活動をすることの力になりたいと思っています。
デザイン全般のお仕事もお待ちしています。

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