今回は「つや」について。
宝石などつやのあるものって、目だけでなく心を奪うような魅力がありますよね。
僕たちはつやのどんな部分に魅かれ、うっとりするのでしょうか。
というわけで今回はつやについてまとめてみたいと思います。
つやとは
つやとは、物の表面から出るしっとりとした光、光沢のことをいいます。
また、なめらかで張りがあり美しいこともつやがあると表現されます。
また、説明にもありますが、つやは光沢ともいわれます。
つや・光沢は光の反射しかたが関わっています。
光沢には大きく金属光沢と非金属光沢があり、非金属光沢はさらに細分化されます。
つやの印象
ものに対して、あえてコーティングによってつやを出したり、つやを消したりということが行われます。
ここでは、つやの印象についてまとめてみます。
つやの説明にあるしっとりという言葉からは、そのものが水分を含むような様子をイメージできます。
美しいつやのあるものを見たときは、表面はもちろん、中身までも乾いていなく、水分を含んでいるように見えます。
これによって、豊かで好ましい印象を受けると思います。
また、なめらかという言葉からは、表面にざらざらした感じなく摩擦がうまれにくくて、よく滑ることがイメージできます。
表面がなめらかでつるつるしているので、触り心地もよく、ものとしても汚れたり欠けにくく丈夫です。
僕たちはつやの光をみて、このような優れた部分を感じ取っているのかもしれません。
一方、つや消しは、主にプラスチックなどの質感を抑えるために行われます。
安いプラスチックの製品を見てもらうとわかると思いますが、表面がつるつるしていることが多く、
また、場合によっては歪みによって表面に通る光の筋も歪んで見えることによって、安っぽいイメージを持ってしまうことがあります。
これを防ぐ一つの方法がつやを消すという方法です。
具体的な方法として、プラスチック製のものを作るときに使う金型という金属製の型を加工したり、
つやのある表面につや消しのスプレーを吹きかけたりという方法があります。