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「まる」の印象と効果について考えてみました

かたち

 

こんにちは、atsumoです。

今回のテーマは「まる」。

 

「まる」といえば、学生時代のテストを思い出します。

「まる」がもらえれば内容も正解ということで当然嬉しいですが、この「まる」、なぜ「しかく」でなく「まる」なのでしょう。

そう考えると不思議ですね〜。

今回は、まる(丸)についてあらためて考えてみます。

 

 

丸は、似たような言葉、円とほぼ同じと考えていいと思います。

丸でテストの他に連想したのが、1円玉。

お金の単位ですが、円という言葉も入っていますね。

 

丸・円は角がない、閉じた図形です。

特に、中心から縁(円周)までの距離が全て同じ円を正円といいます。

円を潰したような楕円もありますが、大半の人が円や丸ときいてまずイメージするのがこの正円ではないかと思います。

 

図形の中で、角がないのは円のみですし、線単位で分解することができないため、円は最もシンプル、かつ完全な図形といえると思います。

 

分解できないということは、隙がないということ。物体として存在する円は外部からの影響にも強いです。

物理的な力に強いのはもちろん、汚れがついたとしても全体がツルツルしているのですぐに落とすことができます。

 

この汚れに対して強い形にすることが、人が安心できる形を考えるときの秘訣だと僕は思っています。

こう考えると、形を考えるのが楽しくなりそうじゃないですか?

 

話を戻しますね。

 

円は人によって作られる様々なもののベースの形に使われていますよね。

続いては実践編、円の効果について考えてみます。

 

 

丸の効果

安心感を与えることができる

正円

周囲に溶け込ませることができる

超常的な雰囲気をだせる

 

丸(ここでは正円以外)は角がなく刺激が少ないため、丸を用いることで受け手の不安要素を減らすことができ、安心感に繋げることができると思います。

 

正円は丸とは少し効果が違ってくると思います。

角がなく、完全な形で、無駄がない。シンプルで、つっこみどころ、気になるところが少ないので、周囲に溶け込みやすいと思います。特に形自体にこだわりがない時は正円を選んで間違いないのではと思います。

 

また、完全さとそこからくる強さを持っているので、人はミステリアスな雰囲気も感じるんじゃないかと思います。(でも、刺激もないので嫌な感じはないです。)

漫画とかで見る魔法陣とかも正円ですよね。

 

 

そういえば自然界に正円ってあるのかな〜とぼんやり考えている途中に入ったトイレの鏡を見たとき、まず「くろめ」に気づきました。

他にも案外あるのかもしれないですが、目は確かに、目力とか「目は口ほどにものを言う」と言ったり、パワーを感じたりしますものね、なんか納得です。

てか、逆に目が四角とか三角の方がこわいけど!

 

あ、初めにお話ししたテストの時の丸について忘れていました!

あの丸は、こういう意味だったんじゃないでしょうか。

「間違ってるところが一つもないですよ〜安心してくださいね!」

ん〜〜当たり前といえば当たり前!笑

 

今回はゆっくり、「まる」について考えてみました。

言葉にしてみて初めて気づくことがありますね。

こんな感じで次は、「しかく」について考えたいと思います。

その前に、甘いもの食べたい・・・笑

 

それまで少々お待ちください!

では、さようなら〜

 

 

atsumo

理工系の学部を卒業し、メーカーの生産技術職を経てデザインの道に進みました。僕と同じような人がデザイナーやクリエイターを目指したり制作活動をすることの力になりたいと思っています。
デザイン全般のお仕事もお待ちしています。

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