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クリエイターが知っておきたい「環境」のこと

デザイン

 

こんにちは、atsumoです。

 

今回は、クリエイターとしてはとても大事なこと。

ものづくりと環境について考えてまとめてみたいと思います。

 

いつになく真剣な内容になりそうですが、早速いってみましょう。

 

 

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環境を意識する

資源を消費していることに気づく

当然ですが、形ある物を作るためには、元になる素材が必ず必要です。

 

素材は、価格や耐久性、柔軟性などのさまざまな性質から選定されますが、

この素材によって加工方法にも違いが出てきます。

 

例えば金属は削ったり、溶かして固めたり、伸ばしたりなど複数の加工方法があります。

 

作り方によっては、使えない部分が多く出るものがあり、それが再利用できないものの場合はそのままゴミになってしまいます。

 

また、難しい作り方で作ると作業自体のミスや不良品も発生しやすくなります。

 

「材料はお金との交換で手に入るもの」という認識でなく、

地球のどこかでは木や鉱物などの資源が目に見えるかたちで減っている

ということをイメージしてデザインやものづくりに取り組むようにしたいです。

 

 

作っているものを見直してみる

ちょっと厳しいですが、もっと踏み込んで、

私たちはゴミを作っている」という考えかたがあります。

 

これは、人が資源を使って作ったものは全て地球にとっては不要で、資源をゴミに変えているに過ぎないという意味です。

 

ある人にとっては宝物のようなものが、別のある人にとってはまったく不要なことがあります。

このことからも先述のイメージを広げられるのではないでしょうか。

 

ある商品がそもそも真に必要かというと、そうでもないということも多々あると思います。

 

特に、耐久性が低く壊れやすいものや、ある一時期にのみヒットさせる目的で作られたものなどは長期間の使用が難しく、すぐに捨てることになりますよね。

 

実際のところは、今の私たちにとっては必要不可欠なものがほとんどで、全ての生産・製造を止めることはできないでしょう。

 

だからこそ、無駄で余計なものは作らないという意識は強く持ち続けていたいですね。

 

 

企業の方針に目を向ける

企業は、継続的意図を持って経済活動を行う組織です。

 

継続的に利益を生み出し、規模を拡大することなどを目的として、

一定のサイクルで市場に商品を投入するということを行っています。

 

作り手によっては、資源を全て使い切るまでごみを出し続けることもあり得ると考えると危機感が芽生えませんか?

 

メーカーで働く場合は、継続的に物を作っていく一員になることは避けられないと思いますが、

素材を選定する際にはリサイクルが可能なものを選ぶなど、一つ一つ環境に配慮した選択をしたいです。

 

最近は、「CSR(社会的責任)」といって、環境保全の取り組みを発信する企業が多いと思います。

 

ある商品を購入するということは、それを作った企業に投票するということです。

一消費者としては、環境保全への活動が積極的な企業を選択し、支持したいですね。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

僕たちは、

自分自身が本当は不要なもの、すぐに役に立たなくなってしまうものを生み出そうとしていないか?

ということを常に自問自答する必要があると思います。

 

将来のことが見据えられた持続可能なものづくりはカッコいいですよ!

 

今回はこの辺で。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

またお会いしましょう。

 

 

atsumo

理工系の学部を卒業し、メーカーの生産技術職を経てデザインの道に進みました。僕と同じような人がデザイナーやクリエイターを目指したり制作活動をすることの力になりたいと思っています。
デザイン全般のお仕事もお待ちしています。

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